投稿日: Apr 27, 2023

本日、AWS AppSync は JavaScript リゾルバーでの TypeScript のサポートの強化と、バンドルされた JavaScript コード内のソースマップの統合サポートをリリースしました。さらに、開発プロセスに役立つ最新のガイダンスをリリースしました。また、AppSync ユーティリティライブラリも更新され、タイプとジェネリックスのサポートが向上しています。

開発者の間では JavaScript の拡張である TypeScript でコードを書くのが好まれています。ほとんどの IDE でコンパイル時の型安全性と強化されたオートコンプリートサポートにより、開発者の操作性が向上するように設計されています。今回の更新により、JavaScript リゾルバーを作成する際に TypeScript の機能を活用できるようになりました。更新されたライブラリにより、AppSync のユーティリティ関数の型とジェネリックのサポートが強化されました。更新された AppSync ドキュメントには、TypeScript を使用する場合やマルチファイル構成で作業する場合における開始方法とコードのバンドル方法に関するガイダンスが記載されています。複数ファイル構成で作業する場合、AppSync では AppSync リゾルバーまたはファンクションコードにソースマップを提供できるようになりました。ソースマップを使用すると、Amazon Cloudwatch Logs にデータをログに記録したり、報告されたランタイムエラーで元のソースファイル名と場所を確認できます。

AppSync がサポートしているすべての AWS リージョンで、TypeScript やソースマップを活用したり、AppSync JavaScript リゾルバーのバンドルを使用したりできます。utils ライブラリは NPM からダウンロードできます。詳細については、AppSync ドキュメントをご参照ください。