投稿日: May 5, 2023

Amazon QuickSight は新しい種類のパラメータを導入し、ユーザーがダッシュボードでインタラクティブな体験を作成できるようにしました。データセットパラメータを使用すると、作成者は、外部の SQL ベースのソースにライブ接続されたダッシュボードの体験とロード時間を最適化できます。閲覧者がデータを操作すると、コントロール、フィルター、ビジュアルで行った選択やアクションを、ライブかつカスタムのパラメータ化された SQL クエリを介してデータソースに伝播できます。複数のデータセットパラメータを Analysis パラメータにマッピングすると、コントロール、ユーザーアクション、パラメータ化された URL、計算フィールドを使用して、広範な体験を作成できます。また、動的ビジュアルのタイトル、説明、ブックマーク、電子メール、PDF レポートを作成することもできます。

この機能は、クラウドのモダナイゼーションとレガシーレポートの移行を検討している多くの組織の BI チームに求められています。これからは、BI デベロッパーは、パラメータ化された SQL クエリを含むレガシーレポートの移行作業を軽減できます。この SQL クエリは、自動化によってパラメータと一緒に QuickSight データセットに渡すことができます。BI チームはデータセットパラメータを活用し、データセットを再利用して、同じデータを地域、製品、顧客といったさまざまなスライスで業種別に分析できます。

データセットパラメータは、Amazon QuickSight Enterprise Edition と Standard Edition において、QuickSight が提供されているすべてのリージョンで利用できます。対応リージョンは、米国東部 (バージニア北部とオハイオ)、米国西部 (オレゴン)、カナダ、サンパウロ、欧州 (フランクフルト、アイルランド、ロンドン)、アジアパシフィック (ムンバイ、ソウル、シンガポール、シドニー、東京)、AWS GovCloud (米国西部) です。

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