投稿日: May 24, 2023

本日、Amazon Simple Email Service (Amazon SES) は、専用 IP (マネージド型) 機能の強化を発表しました。専用 IP (マネージド型) によって、専用 IP のプロビジョニングと管理に伴う面倒な作業が省かれ、専用 IP アドレスを介した送信レピュテーションの向上、管理、維持が可能になります。今回のリリースでは、専用 IP (マネージド型) に関するメトリクスを表示できるため、専用 IP のパフォーマンスをより詳細に把握できます。また、最大 50 個の専用 IP (マネージド型) プールを作成でき、専用 IP (標準) を専用 IP (マネージド型) に簡単に変換できます。

SES のユーザーは、専用 IP 経由で送信されたメールの量と割合、専用 IP の送信容量、上位 10 社の ISP の受信容量などのメトリクスを表示できるようになりました。この情報は SES コンソール内で利用できるため、簡単にアクセスして分析できます。最大 50 個の専用 IP プールを作成できるようになったため、送信をより適切にセグメント化してレピュテーションを保護できます。専用 IP (標準) をお持ちの SES のユーザーにおかれましては、ワンクリックで標準 IP プールを専用 IP (マネージド型) に変換できます。これにより、現在の専用 IP (標準) はそのままで、専用 IP (マネージド型) のすべての利点が得られます。

専用 IP (マネージド型) は Amazon SES を利用可能なすべてのリージョンで利用できます。

Amazon SES の専用 IP (マネージド型) の詳細については、こちらのページをご覧してください。