投稿日: Jun 5, 2023

本日より、AWS CloudFormation StackSets で、サービスマネージド型 StackSets の使用を開始するのに必要な、AWS Organizations での信頼されたアクセスを有効化、無効化、および記述するための新しい 3 つの API が提供開始されました。サービスマネージド型の StackSets を使用すると、1 つ以上の組織単位 (OU) の、AWS アカウントへのスタックのデプロイを一元管理できます。今回のリリースにより、管理アカウントまたは委任された管理者アカウントの信頼されたアクセスを、プログラムで管理できるようになります。信頼されたアクセスを有効にすると、管理アカウントまたは委任された管理者アカウント用に、AWS Organizations のサービスマネージド型 StackSets を作成し管理するための、必要なアクセス許可が付与されます。AWS マネジメントコンソールを介して AWS CloudFormation に信頼されたアクセスが提供されたことで、新たにリリースされた API を使って信頼されたアクセスを管理することが可能になりました。

これらの API は、StackSets を使用してランディングゾーンなどのアプリケーションを開発したお客様に役立ちます。このようなお客様は、StackSets を基盤として使うことで、クラウドインフラストラクチャの設定と管理のプロセスを複数の AWS アカウントと OU を横断して効率化できます。StackSets を使用すれば、1 回の操作でクラウドインフラストラクチャを複製する時間を節約しながら、整合性とスケーラビリティを確保できます。これらの新しい API により、信頼されたアクセスの管理を自動化し、こうしたアプリケーションを使用するお客様にはスムーズなエクスペリエンスを提供できます。 

これらの API は、AWS CloudFormation StackSets が提供されている AWS リージョンでご利用いただけます。StackSets を利用できる AWS リージョンについては、AWS リージョンの表を参照してください。詳細については、CloudFormation StackSets のドキュメントを参照してください。