投稿日: Jun 6, 2023

AWS Migration Hub Refactor Spaces が、Lambda および URL サービスエンドポイントの、ルートのパスパラメータをサポートするようになりました。Refactor Spaces は、段階的リファクタリングに必要な AWS インフラストラクチャの構築と運用という、未分化なままの面倒な作業をなくし、ユーザーが、アプリケーションをマイクロサービスに発展させる作業に専念できるようにします。今回のリリースにより、ルートパスとサブパスの作成をより細かくコントロールできるようになり、使用するパスパラメータに応じて、トラフィックをさまざまなサービスエンドポイントに簡単にルーティングできるようになります。

パスパラメータを使用すれば、柔軟かつ詳細なルートの設計および作成が、簡単に行えます。例えば、/users/{customerId}/projects/{projectId} というパスは、{customerId} と {projectId} をパラメータとして使用して 1 つのルートを作成します。以前なら 2 つ以上のルートが必要でした。Lambda サービスエンドポイントの場合は、ユーザーの代理でパスパラメーターも自動的に解析され、Lambda イベントオブジェクトに追加されます。パラメーターを解析するためにコードを記述する必要はありません。

この機能は Refactor Spaces が提供されているすべてのリージョンでご利用いただけます。初めてのリファクタリング環境を始めるには、以下のリソースをご覧ください。