投稿日: Oct 2, 2023

本日より、Amazon Elastic Compute Cloud インスタンス (Amazon EC2 インスタンス) は、Microsoft Windows Server 2022、Red Hat Enterprise Linux 9、および Amazon Linux 2023 のオペレーティングシステムでハイバネーションをサポートするようになりました。ハイバネーションは Amazon EC2 の機能で、実行中のインスタンスを大規模に一時停止したり再開したりできるため、コストを削減し、起動時間を短縮できます。インスタンスが停止している間、コンピューティング時間の請求は発生せず、アプリケーションは中断したところから再開されます。

休止の際、インスタンスの EBS ルートボリュームおよびその他のアタッチされた EBS データボリュームはディスクに保存されます。メモリ (RAM) からのデータも保存されます。休止状態のインスタンスが再開されると、EBS ルートボリュームは、RAM の状態および以前にアタッチされていたデータボリュームと共に、以前の状態から復元されます。 

これらのオペレーティングシステムや既にサポートされているその他のオペレーティングシステムについては、さまざまなインスタンスのタイプでハイバネーションを設定できます。新しいタイプも定期的にサポートされます。この機能は、すべての商用 AWS リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンでご利用いただけます。

ハイバネーションは、AWS CloudFormation、AWS マネジメントコンソール、AWS SDK、AWS Tools for PowerShell、AWS コマンドラインインターフェイス (CLI) を通してご利用いただけます。詳細については、ハイバネーションに関するニュースブログをご覧ください。EC2 インスタンスのハイバネーションの有効化については、ハイバネーションに関するよくある質問およびユーザーガイドをご覧ください。