投稿日: Oct 6, 2023

AWS HealthOmics では、シーケンスストアへの取り込み時にエンティティタグ (ETag) を計算するようになりました。シーケンスストアの ETag を使用すると、シーケンスストアへの取り込み、シーケンスストアへのストレージライフサイクル、シーケンスストアからの出力時に、ファイルが変更されていないことを検証できます。これは、多くの臨床およびライフサイエンスユーザーにとって重要な監査要件です。この新しい機能では、シーケンスストアのインポート時および直接アップロード時にファイルのセマンティックコンテンツのハッシュが計算されるため、コンテンツが変更または複製された場合を簡単に識別できます。ETag の不変性、検証可能性、自動計算により、データ監査や重複データの識別が容易になり、顧客のコンプライアンス検証にも役立ちます。

AWS HealthOmics は、ヘルスケア組織やライフサイエンス組織を支援するフルマネージドサービスです。ゲノム、トランスクリプトームなどのオミクスデータを保存、クエリ、分析するための大規模な構築を支援します。

ETag は、AWS HealthOmics が利用できるすべてのリージョン (米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (フランクフルト、アイルランド、ロンドン)、アジアパシフィック (シンガポール)、イスラエル (テルアビブ)) で使用できます。

シーケンスストアの使用を開始するには、AWS HealthOmics ドキュメントの「HealthOmics Storage」セクションまたは ETag の詳細を参照してください。