投稿日: Nov 10, 2023

Amazon EventBridge では、さらに 22 の Amazon CloudWatch メトリクスのサポートを開始しました。これにより、イベントバスのパフォーマンスをモニタリングし、サービスクォータを増やす必要がある時期を事前に特定できます。イベントをイベントバスに公開すると、API レイテンシー、イベントペイロードサイズ、成功、失敗、スロットリングされたイベントの数などのメトリクスが含まれるようになりました。EventBridge が AWS Lambda などのターゲットにイベントを配信する呼び出しでは、新しいメトリクスにより、ターゲットの応答にかかる時間を含め、再試行、スロットリング、エンドツーエンドのレイテンシーを可視化できるようになります。これらのメトリクスにより、イベント駆動型アプリケーションに関するより深いインサイトが得られ、問題が発生したときに迅速に特定して解決できます。

Amazon EventBridge イベントバスはサーバーレスのイベントルーターです。このサービスでは、独自のアプリケーション、サードパーティーの SaaS アプリケーション、その他の AWS のサービス間でイベントをルーティングすることにより、非常にスケーラブルなイベント駆動型アプリケーションを作成できます。イベントの送信先を判断するためのルールで、システムの変更が発生した際にアプリケーションが反応するように設定可能です。イベントバスは、イベントの取り込み、配信、セキュリティ、承認、エラー処理を簡素化して、イベント駆動型のアプリケーションの構築を簡単にします。

追加のイベントバス用メトリクスは、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン、北カリフォルニア)、欧州 (アイルランド、フランクフルト)、アジアパシフィック (東京、ソウル、シンガポール、シドニー)、中東 (バーレーン) の各地域で、追加費用なしでご利用いただけます。その他の地域については近日中にサポートを開始する予定です。

詳しくは、ブログ記事またはドキュメントをご覧ください。