投稿日: Nov 10, 2023

Amazon RDS Proxy は、Amazon Aurora および RDS データベース用のフルマネージド型で可用性の高いデータベースプロキシです。RDS Proxy を使用すると、データベース接続を効率的に再利用して、アプリケーションをグレースフルにスケールできます。RDS Proxy は、PostgreSQL 拡張クエリプロトコルを使用するアプリケーションに対してデータベース接続を再利用できるようになり、データベースリソースを効率的に使用できるようになりました。

多くのアプリケーションやデータベースドライバーは、セキュリティとパフォーマンスを向上させるために PostgreSQL 拡張クエリプロトコルを使用しています。これまでは、RDS Proxy が拡張クエリプロトコルメッセージを受信すると、自動的にデータベース接続を「固定」していました。つまり、データベース接続を効率的に再利用するメリットをアプリケーションが活用できていませんでした。これからは、RDS Proxy は、拡張クエリプロトコルメッセージを検出しても引き続きデータベース接続のプールと共有を行います。そのため、データベースの効率とアプリケーションのスケーラビリティが向上します。この機能は、RDS Proxy の既存のお客様のみでなく、新規のお客様もデフォルトで利用できます。接続のプールと共有について詳しくは、ドキュメントをご覧ください。

Amazon RDS Proxy は、MySQL 互換の Amazon Aurora、PostgreSQL 互換の Amazon Aurora、Amazon RDS for MariaDB、Amazon RDS for MySQL、Amazon RDS for PostgreSQL、Amazon RDS for SQL Server で利用可能です。サポートされているリージョンとエンジンのバージョンの詳細は、AWS のドキュメントをご覧ください。