投稿日: Nov 6, 2023

本日、Amazon Simple Queue Service (SQS) は、SQS サービスコンソールの Amazon EventBridge Pipes との統合を発表しました。これにより、SQS キューから、Amazon Kinesis Data Streams と Firehose、AWS Step Functions、Amazon SNS、Amazon ECS、Amazon EventBridge イベントバス、その他の SQS キューを含む 14 以上の AWS サービスターゲットのいずれかに、メッセージを簡単に送信できるようになります。EventBridge Pipes の統合により、EventBridge API 送信先ターゲットもサポートされるようになります。これは、API 呼び出しを使用して、 SQS メッセージを Software as a Service (SaaS) アプリケーションまたは AWS 外の独自のアプリケーションに送信します。

SQS キューからデータを送信するには、選択した SQS キューページの [Connect SQS queue to pipe] ボタンをクリックし、接続先を指定し、ターゲットを選択するだけです。メッセージのバッチサイズ、バッチウィンドウなどを、必要に応じてカスタマイズできます。オプションのフィルタリングステップを使用すると、特定のメッセージのみをパイプに流し込めます。また、AWS Lambda、AWS Step Functions、API Destinations、あるいは Amazon API Gateway を活用したオプションのエンリッチメントステップを使用すれば、ターゲットに到達する前の SQS メッセージを強化または変換できます。EventBridge Pipes 統合では、差別化につながらない統合コードを記述、管理、スケールする必要がないため、サービスの接続ではなく、サービスの構築に時間をかけることができます。

開始するには、SQS コンソールで SQS キューを選択し、[EventBridge Pipes] タブを選択します。または、AWS ニュースブログ記事で、Amazon EventBridge Pipes がサービスをより簡単に統合するうえでいかに役立つかをご確認ください。