投稿日: Nov 22, 2023

本日、分析ユースケースに必要な時系列データを費用対効果とスケーラビリティの高い方法で取り込むことができる AWS IoT SiteWise の新しい機能をリリースすることを発表いたします。これまで、お客様は AWS IoT SiteWise の streaming ingestion API を使用して、ミリ秒単位のリアルタイムユースケースに使用するテレメトリデータを取り込んでいました。この新しい機能により、お客様は、クラウドに取り込む前にエッジで時系列データストリームをバッファリングできるようになりました。これにより、ミリ秒単位ではなく分単位で必要なクラウドのデータに対する取り込みコストを削減することができます。例えば、15分ごとに更新するだけでよい機械学習アプリケーションやBI 分析ダッシュボードに必要なデータです。この 2 つの取り込みメカニズムを組み合わせることで、お客様は、リアルタイムアプリケーションと分析アプリケーションに必要なデータに合わせて効率的な取り込みパイプラインを設定できます。

お客様は、AWS IoT SiteWise コンソールを使用して、バッファリングするデータストリームを設定するとともに、エッジでデータをバッファリングする最大時間をクラウドに取り込む前に設定できます。設定が完了すると、AWS IoT SiteWise ではお客様が定義した設定を使用してデータをバッファリングし、取り込みます。

この機能は、AWS IoT SiteWise がご利用いただけるすべての AWS リージョンで利用可能です。

AWS IoT SiteWise は、産業機器からのデータの大規模な収集、保存、整理、およびモニタリングを容易にするマネージドサービスです。使用を開始するには、AWS マネジメントコンソールにログインし、AWS IoT SiteWise コンソールに移動してください。オンデマンドデモを視聴いただくと、AWS IoT SiteWise で実現できることをご確認いただけます。詳細については、デベロッパーガイドをご覧ください。