投稿日: Nov 22, 2023

AWS IoT TwinMaker を使用すると、建物、工場、産業用設備など、実際のシステムのデジタルツインを簡単に作成できます。お客様がデジタルツインをさらに迅速かつ効率的にモデル化、デプロイ、スケールできるように、エンティティモデリングに 3 つの新しい機能をリリースいたします。

まず、インポート、エクスポート、更新などのメタデータの一括操作をリリースします。これにより、お客様は、外部ソースからは機器モデルとメタデータを、異なる AWS アカウントからはエンティティモデルを AWS IoT TwinMaker にインポートしたり、移行したりできます。お客様はエンティティモデルを大規模かつ簡単に作成できるようになりました。2 つ目の新しい機能は、AWS IoT TwinMaker のサービスクォータの引き上げです。これにより、エンティティ数とコンポーネント数の多いデジタルツインをサポートできます。

3 つ目、柔軟かつ効率的に複雑なコンポーネントタイプを構築できる複合コンポーネントタイプを作成する機能をリリースします。例えば、複合コンポーネントタイプのサポートにより、エンジン、垂直尾翼などの飛行機の部品を個別のコンポーネントタイプとしてモデル化し、飛行機など、別のコンポーネントタイプで再利用できます。メタデータの一括操作と複合コンポーネントは両方とも AWS IoT SiteWise で提供されているため、産業分野のお客様は一貫性のあるモデリングエクスペリエンスを実現できます。

これらの機能は、AWS IoT TwinMaker が一般提供されているすべてのリージョンでご利用いただけます。ただし、メタデータの一括操作は AWS GovCloud (米国西部) ではご利用いただけません。

詳細については、AWS IoT TwinMaker のデベロッパーガイドAPI リファレンスをご覧ください。使用を開始するには、AWS マネジメントコンソールにアクセスするか、GitHub リポジトリでデジタルツインアプリケーションのサンプルをご覧ください。