投稿日: Nov 29, 2023

AWS Marketplace が新しい販売者向け API の提供を開始し、独立系ソフトウェアベンダー (ISV) やチャネルパートナーが、AMI、SaaS、コンテナ製品向けに AWS Marketplace とのワークフロー統合を構築できるようになりました。Catalog API では、販売者が製品リスト、オファー、再販承認を管理 (作成、更新、読み取り) できます。Agreements API では、契約書を検索し、確認することができます。販売者は API を使用して、AWS Marketplace で大量の複雑かつビジネスクリティカルなトランザクションを自動化し、時間とコストを節約することができます。

クラウドマーケットプレイスを利用している販売者が、取引のライフサイクル中、マーケットプレイスのインターフェイスと社内ツールを頻繁に切り替えなければならないことはよくありますが、これはエラーが発生しやすく、時間もコストも余計にかかってしまいます。例えば四半期末や年度末は、販売者がオファー作成、取引成立、計上収益の照合を推進しなければならず、需要が高くなるため特に面倒になります。 

これらの API により、AWS Marketplace は販売者のいる場所、つまり社内ツールを使っている販売者に対応できます。販売者は AWS Marketplace の製品、オファー、再販承認、契約のワークフローを、API を使って自社の既存のアプリケーションやワークフローに組み込むことができます。さらに、API と通知によって AWS Marketplace のデータと社内ダッシュボードを調整し、AWS Marketplace でビジネスをリアルタイムに可視化し、管理することができます。 

詳細情報と販売者向け API との統合について詳しくは、AWS Marketplace ユーザーガイドサンプルコードをご覧ください。