投稿日: Dec 19, 2023

AWS AppSync は、GraphQL API を使用してデータやイベントにアプリケーションを接続できるようにするフルマネージドサービスです。AppSync を使用すると、マイクロサービス API、リレーショナルデータベース、NoSQL データベースなどの複数のデータソースに接続する API を作成できます。AppSync API を使用すると、アプリケーションは 1 回のリクエストで効率よくさまざまなソースからデータを取得できます。

本日、リクエストを処理する際の API の動作をお客様がより簡単に設定できるようにするコントロールを導入しました。お客様は次のことができるようになりました。

  • クエリごとのリゾルバーの最大実行数を設定する。
  • レスポンスが深くネスト化されないように、データクエリの最大深度を設定する。
  • セキュリティを強化するためにイントロスペクションクエリを無効にする。

AppSync API を使用すると、さまざまなデータソースのデータにアクセスし、これらのデータソース間の関係を作成できます。それによって、アプリケーションは 1 回のリクエストで複数のソースから複雑なデータやネスト化されたデータを取得できるようになります。クエリの中には、多数のリゾルバーを呼び出し、深くネスト化されたデータレスポンスを作成するものがあります。AppSync API を管理するお客様は、多くの場合このようなシナリオで API の動作をより厳密に制御したいと考えています。また、自分のユースケースに必要ない場合にイントロスペクションクエリを無効にする機能も望んでいます。この新しい設定のセットを使用すると、これらのことを簡単に行うことができます。

これらの機能は、Appsync が利用できるすべてのリージョンでご利用いただけるようになりました。詳細と開始方法については、こちらの AppSync のドキュメントをご覧ください。