投稿日: Jan 18, 2024

AWS のお客様は、先日付契約機能を使用して AWS Marketplace での購入を事前予約したり更新をセットアップしたりできるようになりました。この機能により、AWS Marketplace 出品者は SaaS プライベートオファー作成プロセスの一環として将来の「開始日」を指定できます。オファーが承認されると、「先日付」契約が作成され、指定された将来の開始日から顧客の使用権限 (製品を使用できること) が始まります。 

先日付契約により、顧客と出品者は取引の予約方法をより適切に制御できます。取引の予約日時、請求書のスケジュール設定日時、製品の使用日時を柔軟かつ個別に管理できます。これらの購入に関する 3 つの側面を個別に管理しやすくなったことで、購入者と出品者は AWS Marketplace 使用時の調達時間と運用上の負担を大幅に軽減できます。 

追加された機能は以下のとおりです。

  • 柔軟性の高い支払いスケジュール機能を使用して、使用開始前に出品者に前払いしたり顧客に事前請求したりする機能
  • 包括的な通知サポート (署名日およびオファー承認時のメール通知を含む) 
  • 標準的な AWS Marketplace レポート作成インターフェイスでの出品者向けの包括的なレポート作成サポート (QuickSight のダッシュボードやデータフィードを含む)

AWS Marketplace ですべての独立系ソフトウェアベンダー (ISV) と認定されたチャネルパートナーは、AWS Marketplace Management Portal で、または AWS Marketplace API を使用して、(柔軟性の高い支払いスケジュール機能の使用の有無にかかわらず) 消費型の料金体系の契約の SaaS プライベートオファーを公開する際に、「将来の開始日」を追加できるようになりました。 先日付契約の詳細については、「AWS Marketplace Seller Guide」か「AWS Marketplace Buyer Guide」を参照してください。