投稿日: Feb 13, 2024

SimSpace Weaver アプリ SDK 用の新しいメッセージング API のリリースを発表できることを嬉しく思います。この API を使用すると、デベロッパーは SimSpace Weaver で実行されているシミュレーションアプリケーション間で直接通信することができます。

メッセージング API では、シミュレーションアプリケーション (アプリ) 間の通信が簡素化されます。これを使用すると、空間シミュレーション全体で任意の距離でやり取りし、エンティティの状態や動作を変更することができます。すべてのメッセージには、メッセージ送信者に関する情報を含むヘッダーも含まれています。この情報を使用して、メッセージを受信したときに返信します。メッセージングは、クライアントをカスタムアプリに接続することの代わりにはなりませんが、これを使用することで、ユーザーはクライアント接続のあるカスタムアプリから、外部接続のない他のアプリにデータを転送できるようになります。

メッセージのアドレス指定は、送信先アプリケーションの ID を示すことで行われます。メッセージの内容は、最大 256 バイトの柔軟なデータ形式で保存されます。SimSpace Weaver アプリ SDK の v1.16.0 にアップグレードすることで、送受信メッセージング API を活用できます。メッセージングはすべてのアプリ SDK 言語 (C++、Python) でサポートされているほか、Unreal Engine 5 や Unity との統合でもサポートされています。

SimSpace Weaver は次の 10 の AWS リージョンで利用できます。米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、AWS GovCloud (米国東部)、AWS GovCloud (米国西部)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ストックホルム)。

詳細を確認して、今すぐ新しいメッセージング API をシミュレーションで使い始めましょう。