投稿日: Apr 4, 2024

Amazon OpenSearch Ingestion では、IP アドレスの地理的位置データを使用してイベントをエンリッチできるようになりました。これにより、オブザーバビリティデータやセキュリティデータにリアルタイムでコンテキストを追加できます。さらに、Amazon OpenSearch クラスターでマッピングテンプレートを設定することで、OpenSearch ダッシュボードを使用してこれらのエンリッチされたイベントを地理的マップ上に自動的に表示することもできます。

Amazon OpenSearch Ingestion では、IP アドレスと地理的位置のマッピングが自動的に最新の状態に保たれるため、顧客分析や地域間のネットワークアクセスパターンなどのユースケースに関する価値のあるインサイトを確実に引き出すことができます。また、今回の発表の一環として、Amazon OpenSearch Ingestion では Data Prepper 2.7.0 がサポートされるようになりました。これにより、XML および Amazon Ion データフォーマットプロセッサ、gzip 圧縮フィールドの解凍、トランケートプロセッサ、ファイルソースのコーデックサポート、イベントを分割するための split_event プロセッサ、イベントからフィールドをフィルタリングするための select_entries プロセッサなどの新機能が導入されました。すべての機能のリストについては、こちらのブログ記事をご覧ください。

これらの機能は、現在 Amazon OpenSearch Ingestion を利用可能なすべての AWS 商用リージョンで利用できます。

詳細については、Amazon OpenSearch Ingestion のウェブページおよび Amazon OpenSearch Service デベロッパーガイドをご覧ください。