投稿日: Apr 17, 2024

AWS Mainframe Modernization サービスで、モダナイズされたメインフレームアプリケーションを実行するマネージドランタイム環境をより細かく制御できるようになったことをお知らせいたします。

AWS Blu Age で AWS Mainframe Modernization の自動ファクタリングを使用してモダナイズされたアプリケーションの場合、新しい Elastic File System (EFS) アクセスポイント設定機能により、お客様は安全な ID ときめ細かなアクセス制御を使って、モダナイズされたアプリケーションごとにストレージを分離できます。このアプリケーション固有のアクセスにより、複数のユースケースにわたってモダナイズされたアプリケーションのセキュリティを強化できます。

Micro Focus で AWS Mainframe Modernization リプラットフォームを使ってモダナイズされたアプリケーションの場合、お客様はバッチジョブを再開できるようになりました。最初から再開するか、特定の実行ステップから再開するかを選択できる設定可能なオプションが用意されています。アプリケーション管理者は、ジョブ入力サブシステム (JES) プログラムのパス、システムプロシージャライブラリの場所、およびバッチエイリアスを設定するための新しいバッチ関連機能を利用できるようになりました。設定可能な JES パスとシステムプロシージャライブラリの場所により、プログラムのソースコードバイナリとプロシージャをそれぞれ目的の場所に柔軟に配置できます。バッチエイリアスを使用すると、ジョブ制御言語 (JCL) を変更せずにユーティリティを変更できるように、ユーティリティの柔軟な命名と公開が容易になります。高度なユースケースを設定するために、文字セットの選択やデータセットの場所などの環境変数を使用してアプリケーションをカスタマイズできるようになりました。これらの機能により、マネージドランタイムの制御と柔軟性が向上し、新しいユーティリティのデプロイにも役立ちます。

新機能は、AWS Mainframe Modernization マネージドランタイムがすでにデプロイされているすべての AWS リージョンで利用できます。詳細については、AWS Mainframe Modernization 製品ページおよびドキュメントページを参照してください。