投稿日: Apr 12, 2024

AWS Step Functions は、AWS Elemental MediaConvert の最適化された統合を発表しました。これにより、ワークフローで動画のトランスコードジョブが可能になります。この統合により、お客様は Step Functions のビジュアルオーサリングとオペレーターエクスペリエンスを使用して、自動化された回復力のあるメディアワークフローを簡単に構築できます。MediaConvert CreateJob API 用の新しい Run a Job (.sync) 統合パターンを使用すると、Step Functions は非同期の MediaConvert トランスコーディングジョブが完了するのを待ってから次のステップに進むようになり、マルチステップのメディア処理パイプラインのオーケストレーションが簡素化されます。

AWS Step Functions は、AWS サービスをスケーラブルで信頼性が高く回復力のあるアプリケーションコンポーネントに簡単に構成できるようにする、視覚的なワークフローサービスです。コンテンツライブラリを持つオーディオおよび動画コンテンツプロバイダーは、AWS Elemental MediaConvert を使用することで、ブロードキャストおよびマルチスクリーン配信用のオンデマンドコンテンツを、どのサイズのライブラリでも簡単かつ確実にトランスコードできます。Step Functions を使用して、MediaConvert トランスコードジョブを動画分析用の Amazon Rekognition などの専用の AWS サービスとシームレスに組み合わせることで、トランスコーディング、メディア分析、品質管理、クロスプラットフォームコンテンツ配信を含むエンドツーエンドのメディアワークフローを調整できるようになりました。また、コンテンツの品質管理やサードパーティベンダーのメディア資産管理 (MAM) 向けの SaaS サービスと統合することもできます。 

使用を開始するには、Step Functions ワークフロースタジオで新しい「MediaConvert CreateJob アクション」を使用できます。詳細については、AWS Step Functions のデベロッパーガイドおよびローンチブログを参照してください。