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Category: SAP on AWS

SAP Signavio on AWS Marketplace を活用した RISE with SAP トランスフォーメーションの加速

SAP Signavio は、データ主導型のエンドツーエンドの変革を可能にします。変革の各ステップで、SAP Signavio ソリューションは、最適化されたビジネスプロセスの発見、分析、設計、実装、運用を組織に実現し、変革への取り組みを通して、協調とトランスペアレンシーを促進します。SAP Signavio が AWS Marketplace に新たにリストされたことを発表し、大変嬉しく思っています。SAP Signavio と AWS の連携により、お客様は RISE with SAP への移行を加速し、将来の成功に向けてプロセスを最適化できるようになります。このブログでは、AWS 顧客向けの SAP Signavio の主要機能と、AWS Marketplace から Signavio をデプロイするメリットについて説明します。

SAP on AWS ワークロードの最適化術:コスト削減ガイド

現在の経済環境では、コスト最適化が多くの企業の主要な優先事項となっています。企業が SAP を新規に導入、または最新バージョンに更新する際、SAP が実行される AWS サービスのコストを最適化できれば、その分のリソースを他のイノベーションに振り向けることができます。このブログでは、SAP Lens for the AWS Well-Architected Framework のベストプラクティスを活用して、SAP ワークロードのコストと運用を最適化するためのインサイトと戦略をご案内します。

AWS と SAP の生成 AI サービスを活用しセキュアでスケーラブルなビジネス環境に

生成 AI 技術の発展により、顧客は Amazon Bedrock などの Amazon 生成 AI サービスを利用して、受注から現金化、調達から支払い、採用から退職、設計から生産などのビジネスプロセスでイノベーションを加速することを期待しています。このため、先週 AWS と SAP は 戦略的パートナーシップの拡大を発表しました。これには新しい生成 AI 機能も含まれています。Amazon Bedrock モデルが SAP AI Core の SAP 生成 AI Hub で利用可能になりました。これにより、SAP ERP を利用する企業は、SAP Business Technology Platform (SAP BTP) と Amazon Bedrock の基盤モデル(FM) を利用して生成 AI 対応のアプリケーション拡張を構築できます。このようにコアシステムを維持しつつイノベーションを行えます。このブログでは、AWS と SAP の技術的ガイダンスとして、「ジョイントリファレンスアーキテクチャ」(JRA) を提供します。これは、SAP エコシステム内で Amazon Bedrock の FM を利用したいお客様向けのものです。

SAP on AWS のエンドツーエンドオブザーバビリティ: パート 2 ネットワークレイテンシ監視

この記事では、AWS上でSAPを実行する際のネットワーク性能の最適化と監視について説明します。まず、AWS のリージョン構造や高可用性アーキテクチャについて解説し、SAPのネットワーク遅延要件を紹介しています。そして、AWS Network Manager – Infrastructure Performance を使ってリージョン間、アベイラビリティーゾーン(AZ)間、AZ内のネットワーク遅延を監視する方法を示しています。また、Amazon CloudWatch を組み合わせると、SAPに重要なネットワーク構成要素を単一の画面で監視できます。オンプレミスからAWSへの接続においては、AWSグローバルアクセラレータを使うことでパフォーマンスを改善できることを説明しています。最後に、SAP FIORIのパフォーマンス向上には Amazon CloudFront が有効であることを示唆しています。

SAP Private Link と AWS サービスで SAP BTP アプリを機能強化

イノベーションとアジリティは、デジタル環境で優位に立ち続けるための重要な鍵であり、そのため企業はますますクラウドサービスの力を活用しようとしています。しかし、多くの組織が直面する大きな障害は、インターネット上で機密データを送受信することによるリスクです。この課題を認識し、本ブログでは、SAP Private Link が SAP Business Technology Platform (BTP) 内で AWS の標準サービスを安全かつプライベートに利用できる経路を提供する方法を探っています。このアプローチにより、セキュアで制御されたネットワーク環境でイノベーションを促進することができます。

SAP BTP on AWS で耐障害性の高いアプリケーションを構築

このブログでは、トレーニングコース「Build Resilient Applications on SAP BTP with Amazon Web Services」について紹介し、概要を説明します。
SAP と AWS が共同で実施するこのコースは、両社の戦略的な連携の一環として、受講者に両社の強みを最大限に生かすための知識を提供することを目的としています。トレーニングを通して、クリーンコアアプローチを円滑に実装でき、受講者は両社の利点を簡単に活用できるようになります。

SAP on AWS のエンドツーエンドオブザーバビリティ: パート 1 概要

AWS が提供する SAP システムの一括監視/可観測化ダッシュボードを使うことで、顧客は問題が発生しているレイヤー (データベース、アプリケーション サーバー、プレゼンテーション層、ネットワーク接続など) の関連付けを行い、操作の卓越性と重要業務プロセスの回復力を向上させることができます。
AWS で SAP の end-to-end 可観測性を実現するサービスを活用することで、SAP システムの根本原因分析を包括的に実施し、障害からの平均復旧時間を日単位から時間単位 (場合によっては分単位) に短縮できます。また、ユーザーに障害が発生する前に積極的な警告を行い、重要業務プロセスをサポートするための主要リソースの適正化とキャパシティ予測も可能になります。

AWS Systems Manager for SAP で SAP システムの運用管理を簡単に

このブログでは、AWS Systems Manager Application Manager でリリースされた次の 2 つの機能強化について説明します。
これまでは、SAP HANA データベースシステムの登録と検出には AWS コマンドラインインターフェイス (CLI) を使用する必要がありました。AWS System Manager Application Manager コンソールを使用して、コマンドラインインターフェイスに加えて SAP HANA データベースへの運用アクティビティの登録と実行が可能になりました。この統合により、特定の SAP アプリケーションのコンテキストにおけるリソース、インスタンス、モニタリング、および推定コストに関する詳細が提供され、カスタマーエクスペリエンスが向上します。