Amazon Web Services ブログ

Category: Networking & Content Delivery

データ流出の防止: AWS で実現するクラウドワークロードのエグレス制御

見落とされがちなアウトバウンドトラフィックを悪用したデータ流出を防ぐため、AWS のサービスを組み合わせた多層的なエグレス制御の実装方法を紹介します。ハブアンドスポーク型アーキテクチャを基盤に、AWS Network Firewall と Amazon Route 53 Resolver DNS Firewall による予防的コントロールを構成します。さらに、SCP、RCP、VPC エンドポイントポリシーによるデータ境界、Amazon GuardDuty や AWS Security Hub による発見的コントロールを組み合わせます。あわせて、段階的な導入アプローチと、これらの制御がエージェンティック AI のワークロードにも有効であることを解説します。

AWS での多段階攻撃の検出: サービス横断のシグナル相関分析ガイド

単一のアラートだけでは、多段階攻撃の全体像は見えません。この記事では、Amazon GuardDuty 拡張脅威検出に、データ分類、通常のアクセスパターン、リソースの所有関係、変更ウィンドウといったお客様のビジネスコンテキストを重ね合わせる方法を説明します。CloudTrail、VPC フローログ、Route 53 Resolver クエリログを CloudWatch Logs Insights で相関付ける 4 つのパターンを紹介し、Lambda、Amazon SNS、EventBridge Scheduler を使った相関ルールの自動化手順も解説します。

Amazon CloudFront で SAP S/4HANA に mTLS 認証を実装する

グローバルに SAP S/4HANA を運用する企業では、単一リージョンへのアクセスによる TLS ハンドシェイクの遅延と、パスワード頼みの認証によるセキュリティリスクが課題となります。本記事では、Amazon CloudFront の mTLS verify モードでエッジでクライアント証明書を検証し、Application Load Balancer(ALB)のパススルーと SAP ICM の X.509 認証を組み合わせて、パスワードレスなシングルサインオン(SSO)を実現するアーキテクチャを解説します。CloudFront-Viewer-Cert-Pem ヘッダーの転送、S3 トラストストア、AWS Private CA、AWS Shield/AWS WAF による多層防御まで、実装からクリーンアップまでを順を追って説明します。社内テストでは初回ログイン時間を約40〜50%短縮しました。

Amazon CloudWatch Logs で Application Load Balancer のログを分析する

Amazon CloudWatch Logs が Application Load Balancer (ALB) のログを Vended Logs としてサポートしました。これにより、ALB のアクセスログ、接続ログ、ヘルスチェックログが構造化 JSON として CloudWatch Logs へ直接配信されるようになり、ワークロードの入口をリクエスト単位・接続単位・ターゲット単位で可視化できるようになりました。このブログでは有効化ルールによる一括配信設定の方法やALB監視ダッシュボードの提供、Log Analytics による障害を切り分け、ログアラームによる通知、Contributor Insights の利用について説明します。

KNFSD ファイルキャッシュのご紹介: NFS ストレージをクラウドに拡張

本記事では、KNFSD File Cache (KNFSD) の仕組みと、オンプレミスのファイラー、サードパーティ、Amazon FSx などの AWS サービスを問わず、NFS 準拠のストレージとどのように連携するかを説明します。また、単一の Terraform モジュールを使って本番環境向けのオートスケーリングクラスターをデプロイする方法も紹介します。このクラスターは、100 Gb 毎秒あたり時間 6 ドル未満で集約スループットを実現します。