Amazon Web Services ブログ

Performance Insights を使用した Amazon RDS データベースの負荷分析

AWSは Amazon Aurora with PostgreSQL compatibility の一般リリースを先日発表しました。このリリースには Performance Insights と呼ばれる Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) に有用な機能の最初のリリースも含まれます。データベースの負荷(どのSQL文が負荷を発生させており、それはなぜなのか)を可視化するダッシュボードを使用して、エキスパートな方とエキスパートではない方の両方が、Performance Insights でパフォーマンス問題を容易に検出できます。

Amazon RDS for PostgreSQLにおける自動バキュームのケーススタディ

PostgreSQLデータベースにおいて、自動バキューム処理(autovacuum)は複数の重要なメンテナンス操作を実行します。周回を防止するためにトランザクションIDをフリーズすることに加えて、デッドタプルを削除し空きスペースを回復させます。書き込み回数の多いデータベースの場合は、自動バキュームを頻繁に実行するようにチューニングすることをお勧めします。そうすることで、テーブルやインデックスを膨らませるデッドタプルの蓄積を避けることができます。

この記事では、デッドタプルが蓄積される状況でどのように自動バキューム処理を監視し、チューニングするかを実際に示すために、ケーススタディを用いてご説明します。