AWS Compute Optimizer サービスレベルアグリーメント

本 AWS Compute Optimizer サービスレベルアグリーメント (「本 SLA」) は、AWS Compute Optimizer の利用に適用されるポリシーであり、AWS Compute Optimizer を利用する各アカウントに対して個別に適用されます。本 SLA の契約条件と、AWS カスタマーアグリーメントまたは利用者による本サービスの利用に適用される当社との間の他の契約 (「本件契約」) の契約条件の間に矛盾がある場合、当該矛盾の範囲に限り、本 SLA の契約条件が適用されるものとします。本 SLA において使用する用語 (英文では大文字で始まるもの) のうち、本 SLA で定義されていないものは、本件契約で定める意味を有するものとします。

AWS は、毎月の月次請求期間において、各 AWS リージョンで、以下の表に定める月間稼働率で AWS Compute Optimizer が利用可能となっているようにするため、商業的に合理的な努力を尽くすものとします (「サービスコミットメント」)。AWS Compute Optimizer がサービスコミットメントを満たさない場合、利用者は、以下のとおりサービスクレジットを受け取ることができるものとします。

サービスクレジットは、以下の表に従って、サービスコミットメントが満たされなかった月次請求期間について、影響を受けた AWS リージョンにおける AWS Compute Optimizer について利用者が支払った合計請求額の一定割合として計算されるものとします。

当社は、AWS Compute Optimizer についての今後の支払い (サービスクレジットの適用がない場合には利用者によって支払われるもの) についてのみ、サービスクレジットを適用するものとします。当社は、その裁量において、AWS Compute Optimizer がサービスコミットメントを満たさなかった請求期間の料金を支払うために利用者が使用したクレジットカードに対して、サービスクレジットを発行することができるものとします。サービスクレジットは、AWS から返金その他の支払いを受ける権利を利用者に与えるものではありません。サービスクレジットは、月間請求サイクルに該当するクレジット額が1ドル （1米ドル） を超える場合にのみ適用され発行されます。  サービスクレジットは譲渡してはならず、他のアカウントに充当することもできないものとします。  AWS 契約に別段の規定がない限り、AWS Compute Optimizer の提供において、当社が生じさせた利用不可状態もしくは稼働不能状態、または当社によるその他不履行が生じた場合、利用者の唯一かつ排他的な救済は、本 SLA の契約条件に従ってサービスクレジット (該当する場合) を受け取ることです。

サービスクレジットを受領するためには、お客様は AWS サポートセンターでケースを開く ことで請求を行う必要があります。適格性を満たすには、インシデントの発生後、2 回目の請求期間の末日までに、以下のすべての情報を含むクレジットのリクエストが、当社によって受領される必要があります。

1. 件名を「SLA Credit Request」(SLA クレジットリクエスト) とすること
2. 利用者が請求する各利用不可インシデントの日時および AWS リージョン
3. 影響を受けた AWS Compute Optimizer の API コール、およびエラーを返した AWS Compute Optimizer の API エンドポイント
4. エラーを記録し、利用者が主張する停止を裏付けるリクエストログ (これらのログ内の秘密情報または機密情報は削除するか、またはアスタリスク (*) で置き換える必要があります)

当該リクエストに関する月間稼働率が当社によって確認され、当該月間稼働率がサービスコミットメントに満たない場合、当社は、リクエストがあった月の翌請求期間内に利用者にサービスクレジットを発行するものとします。利用者が上記の要件を満たすリクエストおよび他の情報を提供しなかった場合、利用者は、サービスクレジットを受け取ることについて不適格となるものとします。

サービスコミットメントは、次に該当するいかなる AWS Compute Optimizer の利用不可状態、停止もしくは終了、または他の AWS Compute Optimizer のパフォーマンス上の問題 (「AWS Compute Optimizer SLA 例外事由」と総称) にも適用されないものとします。(i) 不可抗力事由または AWS Compute Optimizer の責任分界点を超えるインターネットアクセスもしくは関連する問題を含む、当社の合理的支配の及ばない要因によって引き起こされたもの、(ii) 利用者の作為もしくは不作為に起因するもの、(iii) 利用者が AWS サイトの最新の AWS Compute Optimizer ドキュメントに従っていないことに起因するもの、(iv) 利用者の装置、ソフトウェア、もしくは他のテクノロジーに起因するもの、または (v) 本件契約に従って当社によってなされた、AWS Compute Optimizer を利用する利用者の権利の停止または終了に起因するもの。

当社の月間稼働率の計算に明示的に使用される要因以外の要因が可用性に影響を与えている場合、当社は、その裁量において、当該要因を考慮してサービスクレジットを発行することができるものとします。

• 「月間稼働率」は、AWS Compute Optimizer が利用不可状態となった該当の月における 5 分間隔の時間の割合を 100% から減じることによって計算されます。AWS Compute Optimizer が該当の月の一部の期間にのみ実行されていた場合、AWS Compute Optimizer は、その月の実行されていなかった部分について 100% 利用可能であると想定されるものとします。月間稼働率の測定では、AWS Compute Optimizer SLA 例外事由に直接的または間接的に起因するダウンタイムを除外するものとします。
• 「サービスクレジット」とは、適格なアカウントに当社がクレジットとして戻すことのある、上記の規定により計算された USD 建てのクレジットをいいます。
• 「利用不可」および「利用不可状態」とは、すべての AWS Compute Optimizer の API コールがある 5 分間隔の時間中に失敗する状態をいいます。この定義には、AWS Compute Optimizer の API が ServiceUnavailable (サービス利用不可) または InternalError (内部エラー) の例外を返す場合が含まれます。