リプレックス株式会社はWebpoという名前をつけられるユニークなウェブ・サービスを構築しました。これは日本郵便と連携して年賀状・かもめーるのオン ライン上での作成・郵送サービスで、2009年10月にスタートしました。このサービスは、ユーザーがデザイン・テンプレートを選ぶことができて、友人の 氏名と住所を入力して、カスタマイズされたコメントを各々の友人宛に加えて、印刷依頼まで可能なサービスです。印刷データは工場(富士フィルム社)で印刷 されて、直接宛先に郵送されます。 また、ユーザーは、送付先の相手の住所を知っていることなく、Gmailとツイッターで友人リストで人々に実際の年賀状やかもめーるを送ることができます。

選択理由は柔軟性、コスト、及び信頼性です。 年賀状やかもめーるなどの季節性の高いサービスでは、短い期間に高いピークが発生します。 特にリプレックスのようなスタートアップ企業にとって、予めピークに合わせて多くのサーバーを購入して、維持するというのは非常に難しいです。 また実際のピークも事前に正確に見積ることは難しいことが多いです。 EC2を使えば、大よそのピーク見積りでシステムを運用できますし、予想よりピーク が高い場合も低い場合もEC2のインスタンス数を増減することで柔軟に対応できます。初回の年賀状シーズンではEC2を30インスタンス使うという見込み でハードウェアの初期投資なくサービスを開始する事ができました。 また、AWSの稼働率も重要な要素でした。このサービスは日本郵便との連携サービスですので信頼性の高さは、最もプライオリティーが高いものです。

Webpoと、その中核エンジンであるSecuTectはすべてAWS 上で稼働しており、主にEC2、ELB、S3、SimpleDB、そしてRDSを利用しています。

既にお話しした通り、AWS の柔軟性、コスト、及び信頼性に大変助けられています。リプレックスはスタートアップ企業ですので、AWS なしで、我々が日本郵便のような大手企業と連携したサービスを始める方法がありませんでした。

AWS を使わなければ、少なくともサーバの調達に2,000万円程度投資が必要でした。Webpoは年賀状等の季節性の高いサービスなので、もしサーバを 購入していたら1年の大半はそれらのサーバは使われなかったはずです。さらにサーバを購入していたらその維持、管理のために、新たに人を雇う必要があった と思います。こうしたことを考えると、AWS を使う事で多くの設備投資、人件費、そして時間を節約することができたといえます。

WebpoはすべてのページがFlashベースで作られているリッチなUIを持つという点でユニークだと思います。こうしたリッチインターネットアプリ ケーション(RIA)とAWS のようなクラウドとの連携がもたらす恩恵について、Webpoを通じて多くの方に理解してもらえると幸いです。
スクリーンショットは下記をご参照ください。

screenshot_webpo

さらに詳しくはhttps://webpo.jp