ファイルゲートウェイ

ローカルキャッシュを使用して SMB および NFS ファイルデータを保存およびアクセスする

業界に関係なくほとんどの企業では、バックアップファイル、メディアコンテンツファイル、業界の専門アプリケーションが作成するファイルなどを保存する必要があります。オンプレミスインフラストラクチャを管理およびスケーリングし、そうしたバックアップファイルやコンテンツファイル向けのオンラインストレージを提供し配信するのは、多くの場合コストのかかる面倒な作業で、高額なハードウェアの更新、データセンターの拡張、さらにソフトウェアライセンスを必要とします。こうした大容量ファイルデータのリポジトリは、専用のファイルサーバーまたはバックアップシステムにサイロ化され、ファイル共有、分析、メディア処理のためのアクセスを制限する可能性があります。

ローカルキャッシュとファイルプロトコルアクセスを必要とするレイテンシーの影響を受けやすいアプリケーションとワークロード用に、2 つのファイルゲートウェイタイプから選択できます。Amazon S3 ファイルゲートウェイを使用すると、データレイク、バックアップ、ML ワークフロー用にファイルデータをオブジェクトとして Amazon S3 クラウドストレージに保存できます。ユーザーまたはチームのファイル共有、およびファイルベースのアプリケーション移行のために、Amazon FSx ファイルゲートウェイは、Amazon FSx for Windows ファイルサーバーのフルマネージドファイル共有への低レイテンシーのオンプレミスアクセスを提供します。

仕組み

  • Amazon S3 ファイルゲートウェイ
  • Amazon S3 ファイルゲートウェイの仕組み
  • Amazon FSx ファイルゲートウェイ
  • Amazon FSx ファイルゲートウェイの仕組み

利点

AWS クラウドをご自身のデータセンターに拡張

既存のアプリケーションを変更する必要はありません

物理インフラストラクチャ、コスト、複雑さを軽減

お客様

ケロッグはバックアップにファイルゲートウェイを使用することで、ソフトウェアとインフラストラクチャにかかるコストを 90% 削減しました。ケロッグは前払いでのコストを支払う必要がなかったため、実質的なコストを回避できました。さらにリソースを 25% 削減し、インスタンスの一部を縮小することもできました。
Celgene は、研究でのコンピューティング的側面をウェットラボと統合するという大きな課題と向き合っていました。Celgene では Storage Gateway と DataSync を使用して、オンプレミスのウェットラボを AWS ストレージと同期しています。サイエンティストがファイルをクラウドに直接保存できるようにすることで、転送時間を待つことなく次の実験に進むことができるようになりました。そのため、スペースが不足することはありません。
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