投稿日: Aug 5, 2016
Amazon RDS で、ライセンス込みプランとして Oracle Standard Edition Two を実行できるようになりました。また、AWS マネジメントコンソールまたは API を使用して、既存の Standard Edition (SE) や Standard Edition One (SE1) インスタンスをデータベースバージョン 12.1.0.1 から Standard Edition Two (SE2) にアップグレードできるようになりました。
ライセンス込みサービスモデルでは、Oracle Standard Edition Two のライセンスを別途購入する必要はありません。ライセンス込み料金には、ソフトウェアライセンス、ハードウェアリソース、および Amazon RDS マネジメント機能が含まれています。これによりご利用時間に応じての課金と、ワークロードにフィットするインスタンスタイプへの変更が可能になります。
すでに Amazon RDS でご利用可能となっている Oracle Standard Edition Two の自分のライセンスを使用するプランに加え、この新しいライセンス込みプランもオプションに加わりました。
Amazon RDS for Standard Edition Two は「12.1.0.2.v2」以降のデータベースバージョンでご利用いただけます。Multi-AZ を使った高可用性、最大 6 TB のデータベースストレージサイズ、1 秒間あたりの読み取り/書き出し操作数最大 30,000 (IOPS) のストレージパフォーマンス、AWS Key Management Service を介して管理するキーを使用したストレージの暗号化などを含む数多くの機能をご提供しています。
既存の 12.1.0.1 Standard Edition (SE) や Standard Edition One (SE1) データベースインスタンスをアップグレードするには、AWS マネジメントコンソールの [Modify] オプションまたは API の [ModifyDBInstance] を使用してください。プロダクションデータベースのインスタンスをアップグレードする前に、テスト用の DB インスタンスを使用してアップグレードの所要時間の確認と、新しい DB エンジンバージョンでアプリケーションをテストすることをおすすめします。
新しい Amazon RDS for Oracle Standard Edition Two のインスタンスを作成するには、AWS マネジメントコンソールの Oracle Standard Edition Two のライセンス込みオプションを選択し、「DB インスタンス起動」ウィザードを使い、数回クリックするだけです。詳細については Amazon RDS 料金表ページをご覧ください。