投稿日: Aug 11, 2016

Amazon Kinesis Analytics の一般公開を開始しました。これは、標準 SQL を使用しストリーミングデータのクエリを継続的に行う完全マネージド型サービスです。Kinesis Analytics では新しいプログラミング技術を修得する必要なく、ストリーミングデータで標準 SQL クエリを作成し、リアルタイムで実行可能なインサイトを得ることができます。

AWS マネジメントコンソールで簡単な手順を行えば、数分で Kinesis Analytics を使い始めることができます。まず、入力用ストリームとして Kinesis ストリームまたは Kinesis Firehose デリバリーストリームを選びます。Kinesis Analytics はデータを取り込み、JSON、CSV、TSV などデータの標準形式を自動的に認識してスキーマを提案するようになっています。このスキーマは改良することができます。また、データが非構造的である場合は AWS の直感的で使いやすいスキーマエディタを使用して新しく構築することも可能です。次に、Kinesis Analytics SQL エディタと作成済みテンプレートを使用して SQL クエリを作成します。最後に、Kinesis Analytics が処理した結果をどこにロードするかポイントします。Kinesis Analytics はクエリを継続して実行するために必要な面をすべて処理し、自動化したスケーリングで受信データのスループット率とボリュームを一致させながら秒速で処理を完了させることができます。

Kinesis Analytics は他の AWS サービスと密接に連携しているため、すでに使い慣れたサービスを使用して完全なストリーム処理ソリューションを構築することができます。これはアウトオブボックスの状態で Kinesis Streams や Kinesis Firehose と統合するので、ストリーミングデータを取得しやすく、処理した結果を Amazon S3、Amazon Redshift、Amazon Elasticsearch Service またはご自分で設定した送信先に送ることができます。

Kinesis Analytics ではお客様のクエリが使用したリソースに対してのみお支払いいただきます。最低料金や初期費用はありません。Kinesis Analytics の価格詳細については料金表ページをご覧ください。

Amazon Kinesis Analytics は米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド) の AWS リージョンでご利用いただけます。Amazon Kinesis Analytics の詳細は AWS ウェブサイトブログ投稿ドキュメントをご覧ください。Kinesis Analytics の利用を開始するには AWS マネジメントコンソールにアクセスしてください。