投稿日: Nov 14, 2016

アプリケーションが Active Directory (AD) スキーマに拡張機能を必要とするとき、Microsoft AD としても知られる Microsoft Active Directory (Enterprise Edition) ディレクトリ用の AWS Directory Service を使用して、より多くのアプリケーションを実行できるようになりました。この度、Microsoft AD ディレクトリのスキーマを拡張する機能が追加されました。スキーマを拡張することで、Microsoft AD にアプリケーションが必要とし、主要な Microsoft AD クラスおよび属性には存在しない新しい属性およびオブジェクトクラスを追加できます。

スキーマを更新するには、互換性のある Lightweight Directory Access Protocol Data Interchange Format (LDIF) ファイルを AWS マネジメントコンソールまたは SDK でアップロードします。LDIF は、Active Directory などの Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) サーバーでのデータ交換およびスキーマの更新のために設計されたテキストの標準形式です。エンタープライズまたはドメインの管理者など、昇格されたアクセス権限を必要とするアプリケーションはサポートされていない可能性があります。

スキーマの更新中、Microsoft AD ディレクトリはアプリケーションおよびユーザーのリクエストに対応することができます。現在および過去に AWS マネジメントコンソールや SDK で行ったすべてのスキーマの更新のステータスを確認することもできます。

スキーマの拡張、LDIF ファイル、および Microsoft AD ディレクトリのスキーマの拡張方法の詳細については、AWS Directory Service のドキュメント、または「Microsoft AD ディレクトリのスキーマを拡張する方法」を参照してください。Microsoft AD の詳細については、AWS Directory Service のホームページを参照してください。