投稿日: Aug 21, 2017

Amazon EC2 Systems Manager のステートマネージャーを使用して、Amazon CloudWatch イベントをトリガーしたり、Automation を CloudWatch イベントターゲットとして使用したりできるようになりました。また、ステートマネージャーの関連付けの変更を追跡し、Automation で新しい承認アクションタイプを使用できるようになりました。

以前は、Systems Manager のステートマネージャーは Amazon CloudWatch イベントをトリガーできませんでした。今後は、Systems Manager のステートマネージャーの関連付けまたはインスタンスのステータスが変更されたときに、CloudWatch イベントを使用して通知を受信できます。たとえば、関連付けが失敗状態である場合に通知を受け取り、AWS Lambda 関数を使用してそのインスタンスを停止して、新しいインスタンスを開始できます。また、Systems Manager の Automation ワークフローをトリガーし、システムイベントにすばやく対応することができます。Automation ワークフローは固定されたスケジュールでトリガーするか、AWS 環境の変更によりトリガーできます。

Systems Manager のステートマネージャーでの関連付けの変更を記録できるようになりました。以前は、関連付けを編集するときに、前に戻って古い関連付けの設定を確認することはできませんでした。今後は、関連付けのバージョンが指定され、人が読み取りできる文字列を使用して名前を付けることができ、これにより関連付けの変更の証跡を見ることが可能になります。また、レートベースのスケジューリングを実行し、より細かく関連付けをスケジュールできます。

承認は、Systems Manager の新しい Automation アクションタイプです。以前は、Automation ワークフローを一時停止し、マネージャーまたは利害関係者の承認をリクエストすることはでませんでした。今後は、承認アクションを使用してステップの承認または拒否のために 1 つ以上のプリンシパルをリクエストできます。AWS Identity and Access Management (IAM) ユーザーまたはロールをプリンシパルにすることができます。必要な数の承認に達すると、Automation は次のステップに進みます。

Systems Manager はすべての商用リージョンおよび GovCloud で使用できます。

Amazon EC2 Systems Manager の詳細については、製品ページおよびドキュメントをご覧ください。