投稿日: Nov 1, 2017

先日発表した PostgreSQL データベースの更新に続いて、さらに Amazon RDS for PostgreSQL が更新され、PostgreSQL マイナーバージョン 9.6.5、9.5.9、9.4.14、9.3.19 がサポートされることとなりました。このリリースでは、PostgreSQL の 3 つのセキュリティ脆弱性を修正したほか、その他のバグ修正および機能改善が行われました。

なお、この更新により、拡張子「pgrouting」による地理空間ルーティング機能の提供 (バージョン 9.6.5) や、拡張子「postgresql-hll」による新しいデータタイプ (HyperLogLog データ構造) の提供 (バージョン 9.6.5)、「decoder_raw」モジュール (論理レプリケーションを行う出力プラグイン) による、論理変更に基づいた素のクエリの生成 (バージョン 9.6.5) といった追加サポートもカバーされています。

Amazon RDS for PostgreSQL のデータベースインスタンスは、AWS マネジメントコンソールにおいてわずか数クリックで新規作成できますし、ポイントアンドクリックアップグレードを使用して既存のインスタンスをアップグレードすることもできます。ただし、アップグレード実行中は、短時間にわたりデータベースインスタンスを使用できなくなります。データベースインスタンスのアップグレードの詳細は、Amazon RDS ユーザーガイドでご確認ください。

Amazon RDS for PostgreSQL を活用すれば、クラウド内で PostgreSQL のデプロイを簡単にセットアップ、運用、拡張することができます。利用できるリージョンについては、Amazon RDS for PostgreSQL 料金表を参照してください。