投稿日: Dec 14, 2017

Amazon CloudWatch Events を使用すると、AWS リソースの変更がほぼリアルタイムで通知されるため、アプリケーションの可用性の問題や、パフォーマンスまたはセキュリティに影響する可能性のある設定の変更にすばやく対応できます。必要な操作は、ルールを記述して、アプリケーションでの目的のイベントと、イベントにルールが一致した場合に自動的に実行するアクションを指定することのみです。例えば、AWS Lambda 機能の呼び出しや Amazon Simple Notification Service (SNS) トピックの通知を行えます。

AWS CodeBuild プロジェクトを、ビルドの実行を開始するためのイベントターゲットとして使用できるようになりました。AWS CodeBuild は完全マネージド型の構築サービスです。ソースコードのコンパイル、ユニットテストの実行、すぐにデプロイできるアーティファクトの生成を行います。独自のビルドサーバーのプロビジョニング、管理、スケーリングが不要になります。AWS CodeBuild のビルド環境を完全にカスタマイズして、独自のビルドツールを使用することもできます。AWS CodeBuild はピーク時のビルドリクエストに合わせて自動的にスケーリングし、使用したビルド時間のお支払いのみで済みます。

CodeBuild をターゲットとして追加するには、CloudWatch イベントルールを作成し、対象の CodeBuild プロジェクト ARN を指定します。ルールがイベントにマッチすると、指定したビルドプロジェクトの StartBuild API を呼び出してビルドが開始されます。この機能は、AWS CodeBuild が提供されているすべての AWS パブリックリージョンで利用できます。