投稿日: Dec 6, 2017

Amazon Elasticsearch Service で Elasticsearch 6.0 と Kibana 6.0 が利用できるようになりました。Elasticsearch はログ分析、アプリケーションのモニタリング、全文検索などが可能な、人気の高いオープンソースの分析および検索エンジンです。Amazon Elasticsearch Service は、Elasticsearch の使いやすい API およびリアルタイム機能と共に、本番稼働用ワークロードに必要な可用性、拡張性、セキュリティを備えています。

Amazon Elasticsearch Service ドメインの作成時に、Elasticsearch バージョン 6.0 を選択できるようになりました。Elasticsearch 6.0 を使用するすべての Amazon Elasticsearch Service ドメインは、その対応するバージョンのオープンソースの可視化ツールである Kibana 6.0 にバンドルされます。

Amazon Elasticsearch Service の Elasticsearch 6.0 は、Apache Lucene 7.0.1 に対応しており、Elasticsearch 5.5 スタックから次のような機能拡張が図られています。

  • スパースフィールドの効率向上: Doc-values は強力な列型データストア機能を提供しますが、これまで、Elasticsearch は各列のフィールドごとにストレージスロットを予約していました。このリリースでは、スパースフィールドによって使用されるディスク領域がはるかに減り、ファイルシステムのキャッシュがより効率的に使用されます。
  • ディスク使用量の削減: "_all" フィールドにより、すべての値を連結して Elasticsearch を簡単に開始できましたが、膨大な量の重複データが作成されていました。"_all" フィールドは Elasticsearch 6.0 で非推奨になりました。これにより、ディスク使用量を大幅に削減できます。
  • インデックスのソートと照会時間の短縮: Elasticsearch インデックスを最適化して、特定の順序でドキュメントをディスクに保存できるようになりました。これにより、クエリがより効率的に返されるようになります。
  • クエリリソースの管理の向上: 1 回の検索からのシャードリクエストの最大同時実行数を制限する、新しいコントロールが追加されました。この変更により、非常に広範囲の検索が意図的に遅くなり、他のユーザーへの影響が軽減されます。
  • Kibana 6.0 のアクセシビリティの向上: Kibana で表示されるカラーが、色盲のユーザーに対して適切なコントラスト設定になるように再設計されました。
  • 新しい試験的 Kibana クエリ言語 (Kuery): Kibana のデフォルトの検索機能はシンプルなクエリ文字列を使用するため、アプリケーションでの使用範囲が制限されます。Kuery は、Kibana の検索エクスペリエンスを簡素化するように設計された新しいクエリ言語であり、名前付き関数やスクリプト化フィールドなどの強力な新機能の構築に使用できます。

Amazon Elasticsearch Service の Elasticsearch 6.0 は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、米国西部 (北カリフォルニア)、カナダ (中央部)、南米 (サンパウロ)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (フランクフルト)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (ムンバイ) の各リージョンで利用可能になりました。

Amazon Elasticsearch Service は簡単に使用開始できます。Amazon Elasticsearch Service では、AWS 無料利用枠のお客様は、シングル AZ t2.small.elasticsearch インスタンスを月間最大 750 時間、オプションの EBS ストレージを月間 10 GB、無料で利用できます。Amazon Elasticsearch Service ドメインをすぐに始めるには、コンソールにサインインしてください。