投稿日: Jul 19, 2018

AWS サーバーレスアプリケーションモデル (SAM) コマンドラインインターフェース (CLI) を使って、AWS SAM テンプレートで定義されているサーバーレスアプリケーションをローカルでビルド、テスト、デバッグできます。sam logs コマンドを使用して、AWS Lambda 関数で生成されたログの取得、表示、フィルタリングを実行できるようになりました。また、sam local start-lambda コマンドを使用して、自動テストからローカルの Lambda 関数を起動することもできます。

sam logs コマンドを使用することで、Lambda 関数で生成されたすべてのログを取得できるため、エラーのトラブルシューティングをすぐに SAM CLI から直接実行できます。特定の時間範囲のログを取得することも、--tail オプションを使用して新しく追加されたログを確認することも可能です。また、--filter オプションを使用して、指定した用語、語句、値に一致する箇所をログで簡単に検索できます。

sam local start-lambda コマンドを使用すると、Lambda サービスの起動ポイントをエミュレートするローカルエンドポイントを開始できるため、自動テストからローカルの Lambda 関数を起動できます。これにより、いったんテストを作成すれば、ローカルに存在する Lambda 関数、またはデプロイされている Lambda 関数に対してもこれらのテストを実行できます。

SAM CLI の使用を開始するには、pip install aws-sam-cli コマンドを使用して SAM CLI をインストールします。SAM CLI は、AWS Cloud9、Visual Studio Code、Eclipse といった IDE で使用することもできます。SAM CLI を使用してサーバーレスアプリケーションをビルド、テスト、デプロイする方法については、AWS のドキュメントと GitHub のコードポジトリを参照してください。 

変更 (2021 年 12 月 23 日) - 優れたエクスペリエンスをお届けする取り組みの一環として、この記事の期限切れリンクを更新、または元の記事から削除しました。