投稿日: Apr 2, 2018

AWS サーバーレスアプリケーションモデル (SAM) 実装が Apache 2.0 ライセンス下でご利用可能になりました。AWS SAM は AWS CloudFormation を拡張し、サーバーレスアプリケーションが必要とするリソース定義をシンプルに実現できるようになりました。SAM 実装は SAM テンプレートを AWS CloudFormation のスタックに変換するコードです。これまでは事前にリクエストを SAM の仕様に提出し、AWS が SAM の実装に対して該当するアップデートを行う必要がありました。今後は、SAM 全体の新機能や機能強化に貢献できます。SAM のリポジトリをフォークし、プルリクエストを作成して実装への変更を提案できます。

SAM の基盤となる実装がオープンソースになることで、新規イベントソースや新規リソースタイプ、新規パラメータを SAM 内で定義しておくことでサーバーレスアプリケーションをより迅速に構築し、開発をより簡略化できるようになります。さらに、SAM を修正してサーバーレスアプリケーションを構築するために、コミュニティの他のフレームワークと連携することもできます。GitHub のプロジェクトにアクセスしてコードを確認し、早速始めましょう。

本リリースの一部として、SAM は CloudWatch Logs のサブスクリプションフィルターにも対応しました。今後は、サブスクリプションフィルターをベースに、Lambda 関数を簡単にトリガーできるようになります。この機能は、AWS Lambda がご利用いただける全リージョンで利用可能です。詳しくはリージョン表をご覧ください。詳しくは GitHub 上の SAM にあるサポートイベントでドキュメントをご覧ください。

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