投稿日: Jun 28, 2018

AWS Database Migration Service (DMS) はもはや移行のためだけのものではありません。トランザクションログの変更をキャプチャするために Change Data Capture (CDC) を使用して、継続的にデータベース間のデータをレプリケーションします。ユーザーは新しい Native CDC Start Points で、SCN for Oracle または LSN in SQL Server のようなデータベースが定義したネイティブのログシーケンス番号を使用して、レプリケーションのスタートポイントを正確に制御できます。

Native CDC Start Points はデータベースのレプリケーションに新たな可能性をもたらします。それは、ユーザーがネイティブのデータベースツールを使用して、データをソースデータベースに読み込み、レプリケーションを開始するポイントを正確に指定できるからです。

本リリースではまた、DMS Checkpoints を導入します。レプリケーションタスクを停止すると、DMS はチェックポイントを設定して、ユーザーがトランザクションログの正確な場所からレプリケーションを再開できるようにします。つまり、ユーザーのデータベースインフラストラクチャ全体をダウンさせて、必要な時点まで戻り、中止した変更処理を再開できることを意味します。また、データベース移行を中断して、移行の不具合に対処できます。詳細に関しては、ブログ記事を参照してください。

Native CDC Start Points および Checkpoints は、Oracle、SQL Server、および MySQL データソースをサポートしています。詳細は、AWS Database Migration Service およびドキュメントをご覧ください。利用可能なリージョンに関しては、製品およびサービス一覧 (リージョン別) を参照してください。