投稿日: Nov 20, 2018

Amazon SageMaker では、トレーニングメトリクスをリアルタイムで Amazon CloudWatch にパブリッシュできるようになりました。その後、CloudWatch を使用して Amazon SageMaker トレーニングジョブのクエリ、モニタリング、可視化を実行できます。

ビジネス要件で求められる結果をモデルを使って予測できるようにするためには、モデルのトレーニングが重要なプロセスになります。トレーニングプロセスの一部として、機械学習アルゴリズムによりトレーニング損失や検証精度などのメトリクスが生成されます。これらのメトリクスは、モデルの学習がうまくいっているか、さらにチューニングが必要かどうかを判断するのに役立ちます。今回の機能強化によって、これらのメトリクスを AWS CloudWatch にパブリッシュできるようになりました。メトリクスがパブリッシュされると、CloudWatch コンソールで可視化することや、SageMaker API と CloudWatch API の両方を使用してクエリすることが可能になります。

トレーニングメトリクスのモニタリング、クエリ、可視化は、SageMaker を現在利用できるすべての AWS リージョンで実行可能になりました。また、組み込みアルゴリズムとカスタムアルゴリズムのどちらでもサポートされます。詳細については、こちらから関連ブログを参照してください。