投稿日: Mar 12, 2019
従来の抽出、変換、ロード (ETL) ツールは仕様が複雑で、導入やテスト、展開に数か月を要するものでした。ETL ジョブの構築後も、データのフォーマットやスキーマが頻繁に変更され、新たなデータソースも登場するため、ジョブの維持に時間がかかっていました。ETL ジョブを AWS Glue のように管理の行き届いた、サーバーレスの ETL サービスに移行することにより、複雑な ETL ジョブを管理する上での運営側の経費を削減できます。AWS Glue では、定期的な ETL ジョブのスケジューリング、複数のジョブの連結、AWS Lambda といった他のサービスからのオンデマンドによるジョブ呼び出しを簡単に実行できます。
最新版の AWS Schema Conversion Tool (Build 624) では、Oracle ETL ジョブを Amazon Redshift データウェアハウスとも連動した AWS Glue ベースの ETL に移行することが可能です。データの位置、スキーマ、ランタイムメトリクスのインデックスとなる AWS Glue データカタログを、自動で作成することができます。ETL への移行が完了した後は、SCT Data Extraction Agents を使用して、サポートされているどのデータウェアハウスからでも Amazon Redshift へデータを移行し、データストアを最新化することができます。
SCT の詳細情報に関しては、ドキュメントを参照してください。