投稿日: Apr 18, 2019
AWS Server Migration Service (SMS) で、Microsoft Azure で実行されている仮想マシン (VM) の AWS クラウドへの移行のサポートが開始されました。この新しい機能を使用して Microsoft Azure で実行されている既存のアプリケーションを AWS クラウドに簡単に移行することにより、信頼性の向上、パフォーマンスの向上、セキュリティ機能の向上、およびコストの削減を実現できます。
AWS Server Migration Service は、既存のワークロードを AWS により簡単にすばやく移行できるエージェントレスサービスです。ライブサーバーのボリュームの増分レプリケーションを自動化し、スケジュールを設定、追跡できるため、大規模なサーバーの移行を簡単に処理することができます。これまでは、VMware vSphere および Microsoft Hyper-V 環境で実行されている VM を移行することができました。本日より、シンプルで簡単に使用することのできる Server Migration Service を使って、Microsoft Azure で実行されている VM も移行することができるようになりました。個々のサーバーのレプリケーションを調整したり、アプリケーション間の依存関係を分離したりする煩わしさなく、Azure VM を見つけ、それらをアプリケーションにグループ化し、アプリケーショングループを 1 つの単位として移行できます。Server Migration Service は、アプリケーション移行にかかる時間を大幅に削減し、移行プロセスのエラーリスクを軽減します。
Server Migration Service の機能はすべて無料でご利用いただけます。お客様のご負担は、EBS および EC2 など、使用するリソースに対する料金のみです。詳細については、AWS Server Migration Service (SMS) および技術ドキュメントのページをご覧ください。