投稿日: May 1, 2019

Amazon Aurora Global Database は、低レイテンシーでのグローバルな読み込み機能とリージョン全域にわたる停止からの災害復旧機能を備えた、複数の AWS リージョンにまたがる単一のデータベースです。本日の発表をもって、この機能は 14 の AWS リージョンの Aurora MySQL 互換エディションで利用可能になります。 

Aurora Global Database では、低レイテンシーでのグローバルな読み込みを可能にするため、プライマリリージョンでの書き込みを通常 1 秒未満の待ち時間でセカンダリリージョンに複製します。災害復旧の状況下では、読み込み/書き込みのフル機能をサポートするように 1 分以内にセカンダリリージョンを昇格できます。 

この機能は現在、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (パリ) の各リージョンで利用できます。任意のリージョンペア間でレプリケーションを設定できます。 

詳細については Aurora のドキュメントをご覧ください。Amazon RDS マネジメントコンソールで数回のクリックで Aurora Global Database を作成するか、最新の AWS SDK または CLI をダウンロードできます。 

Amazon Aurora は、ハイエンドな商用データベースのパフォーマンスと可用性、オープンソースデータベースのシンプルさとコスト効率性を兼ね備えています。Amazon Aurora は、一般的な MySQL データベースと比べてパフォーマンスが最大 5 倍優れており、さらにより高いスケーラビリティ、耐久性、セキュリティを備えています。