投稿日: May 13, 2019
AWS では、Armv8-M マイクロコントローラー向けの事前設定されたプロジェクト例をさらに追加した、最新の FreeRTOS カーネルをリリースしました。事前設定された例では、Arm Cortex-M33 対応の FreeRTOS Armv8-M ポートを示していますが、今回さらに、Arm Cortex-M23 対応の FreeRTOS や、Nuvoton、NXP、STMicroelectronics のハードウェアも例示されています。
FreeRTOS カーネル Armv8-M ポートでは、メモリプロテクションユニット (MPU) と Arm TrustZone テクノロジーという Armv8-M core の機能を使用しています。これにより、アプリケーション開発者は、システムの整合性確保のために信頼性の維持が求められるコードや、セキュアブート、暗号化、キー管理など、プライベートに保つことが望ましいコードをサンドボックス化できます。事前設定された例は、以下の人気の高いマイクロコントローラーベンダー 3 社の開発ボードで利用可能です。
- Arm Cortex-M23 ベースの NuMicro-M2351 MCU を使用した、Nuvoton の NuMaker-PFM-M2351: 開発ボードを見る | 事前設定された例を見る
- Arm Cortex-M33 ベースの LPC55S6x MCU を使用した、NXP の LPC55S69-EVK: 開発ボードを見る | 事前設定された例を見る
- Arm Cortex-M33 ベースの STM32L5 MCU を使用した、STMicroelectronics の Nucleo-L552ZE-Q: 開発ボードを見る | STM32L5 用の FreeRTOS コードを取得するには、お近くの STMicroelectronics のセールスオフィスまたは代理店までお問い合わせください。
ご利用を開始するには、上記の事前設定された例を使用し、freertos.org で API ドキュメントを参照して Armv8-M 用の FreeRTOS カーネルポートを SourceForge でダウンロードしてください。