投稿日: May 24, 2019
知能ロボット工学アプリケーションの開発、シミュレーション、デプロイを簡単に行える AWS RoboMaker で、フリート管理における無線 (OTA) デプロイジョブをキャンセルできるようになりました。この新機能により、開発者やシステムエンジニアは、実行中のデプロイジョブをキャンセルできるため、問題のあるアプリケーション更新が及ぼす影響を簡単に制限できます。
実行中のデプロイジョブがキャンセルされると、フリート内の残りのロボットは新しいデプロイジョブが作成されるまで更新されません。
AWS RoboMaker は、最も普及しているオープンソースのロボット工学ソフトウェアフレームワークである Robot Operating System (ROS) を、クラウドサービスに接続することによって拡張します。これらのクラウドサービスは、アプリケーション開発用のロボット工学開発環境、アプリケーションテストを加速するロボット工学シミュレーションサービス、リモートでのアプリケーションのデプロイ、更新、管理を可能にするロボット工学フリート管理サービスを提供します。RoboMaker には、ロボットがデータのストリーミング、ナビゲート、意思疎通、理解すること、また、AWS の機械学習サービス、モニタリングサービス、分析サービスを通じて学習することを可能にするクラウド拡張機能が備わっています。開始するには、RoboMaker のウェブページをご覧いただくか、RoboMaker コンソールでサンプルのシミュレーションジョブを実行してください。
AWS RoboMaker は、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド) に加え、アジアパシフィック (東京) の各リージョンで利用できます。