投稿日: Jun 10, 2019
Amazon CloudWatch のグラフに動的なラベルを追加できるようになりました。これにより、ダッシュボードでの情報が拡充され、システム状態とパフォーマンスの異常をさらにすばやく特定できるようになります。動的なラベルを使用すると、グラフに表示されている期間におけるデータサマリーが提供され、グラフが更新されると自動的に更新されます。例えば、複数の EC2 リソースにおける CPU 使用率のメトリクスに対して、平均値と最大値の動的なラベルを追加すると、すぐに異常を特定することができます。動的なラベルの初期セットには、AVG、SUM、MIN、MAX、LAST などが含まれます。
動的なラベルは、Amazon CloudWatch コンソールから簡単に使用を開始できます。[メトリクス] タブで、メトリクスを検索して、グラフに使用するメトリクスを選択します。メトリクスを選択した後に、[グラフ化したメトリクス] タブをクリックすると、グラフ化したメトリクスの表の上に動的なラベルのドロップダウンリストが表示されます。ドロップダウンボックスで動的なラベルを選択すると、選択したメトリクスに自動的に追加されます。
動的なラベルは、AWS GovCloud を含むすべての AWS パブリックリージョンで利用可能です。詳細については、グラフで動的なラベルを使用することに関するドキュメントを参照してください。