投稿日: Aug 27, 2019

本日より、リージョン間 Amazon Virtual Private Cloud ピアリング接続 (VPC ピアリング接続) を、AWS アジアパシフィック (香港) リージョンと他の AWS パブリックリージョンとの間でセットアップできるようになりました (AWS GovCloud (米国) および中国リージョンを除く)。

リージョン間 VPC ピアリング接続を使用すると、異なる AWS リージョンで実行されている Amazon EC2 インスタンス、Amazon RDS データベース、AWS Lambda 関数などの VPC リソースが互いに通信できます。リージョン間 VPC ピアリング接続はプライベート IP アドレスを使用するため、ゲートウェイ、VPN 接続、あるいは隔離された物理ハードウェアは必要ありません。シンプルかつ高コスト効率な方法で、リージョン間でリソースを共有したり、地理的な冗長性のためにデータをレプリケートしたりできます。リージョン間 VPC ピアリング接続は、Amazon VPC で使用されているものと同じテクノロジーを基盤としており、水平スケーリングが可能で冗長性と高可用性を備えています。そのため、リージョン間のトラフィックは暗号化され、単一障害点や帯域幅のボトルネックは発生しません。リージョン間 VPC ピアリング接続を利用するトラフィックは常に AWS グローバルネットワークにとどまり、パブリックインターネットを通過することがないため、一般的なエクスプロイトや DDoS 攻撃などの脅威を軽減できます。

リージョン間 VPC ピアリング接続を介して転送されるデータに対しては、標準のリージョン間データ転送料金が請求されます。 

詳細については、Amazon VPC ピア機能のドキュメントをご覧ください。