投稿日: Aug 6, 2019
Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC) の共有により、AWS Glue が使用できるようになるとともに、共有および一元管理 VPC で Amazon EMR クラスターと Amazon Aurora Serverless DB を作成できるようになりました。Amazon VPC 共有を使用すると、他の AWS アカウントが Amazon VPC 内に、EC2 インスタンス、Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) データベース、Amazon Redshift クラスター、Amazon EMR クラスター、Lambda 関数などのアプリケーションリソースを作成できるようになります。
お客様は複数の AWS アカウントを作成して請求を効率化し、異なるビジネスチームやアプリケーションチーム全体で開発、ステージング、本番稼働などのさまざまな環境へのアクセスを制限できます。お客様が 共有 VPC 内で AWS Glue、Amazon EMR、AWS Aurora Serverless を起動できるようにすることで、IT チームは Amazon VPC を所有および管理できます。データアーキテクト、アナリスト、データエンジニア、アプリケーション開発者などほかのユーザーは Amazon VPC の接続性やセキュリティにわずらわされることなく、データの準備、読み込み、分析、使用だけに注力できます。
Amazon VPC を共有して、同じ信頼境界内にある高度な相互接続を必要とするアプリケーションに、VPC 内の暗黙的なルーティングを活用することもできます。これにより、作成および管理を要する VPC 数は削減されますが、請求やアクセスコントロールにこれまでどおりの別のアカウントを利用することは可能です。AWS PrivateLink、AWS Transit Gateway、Amazon VPC ピア接続などの接続機能を使用して共有の Amazon VPC に相互接続することで、ネットワークトポロジーをさらに簡素化できます。