投稿日: Sep 12, 2019
Amazon QuickSight で、お客様のチャートに適用された集計やフィルタとは独立して高度な分析的インサイトを導き出すことができる Level Aware Aggregation がご利用いただけるようになりました。Level Aware Aggregation では QuickSight の全体的なクエリ評価順序に基づきながら、希望する水準で集計を行うことができます。お客様は「注文回数ごとのお客様の人数はどれくらいか」「(フィルタを無視した) 企業全体における各種目ごとの利益はどれくらいか」といった情報を得ることができます。Level Aware Aggregation の開始方法についてはこちらのブログをご覧ください。
QuickSight Enterprise Edition ではより大規模な SPICEデータセットをサポートします。これまで各 SPICE データセットは 25 GB までのデータを保持できました。今後はすべての新しい SPICE データセットで、Enterprise Edition の場合は 1 億行 (または 200 GB)、Standard Edition の場合は 2500 万行 (または 25 GB) までのデータに対応できます。特にデータセットに多くの列があるほど効果は大きくなります。詳細については、こちらをご覧してください。
さらに、ダッシュボード上で異常を表示する順序を設定することもできます。ソート方法には、実際の値、期待値からの差 (加重/非加重)、異常スコア (加重/非加重) などを指定できます。詳細については、こちらをご覧ください。
また、SPICE データセットで新しい文字列処理をサポートするようになりました。現在、SPICE データセットでは concat、replace、locate、strlen、substring、trim その他の文字列関数を使用できます。すべての文字列関数の一覧を確認するには、こちらを参照してください。
これらの機能は現在、米国東部 (バージニア北部およびオハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、およびアジアパシフィック (シンガポール、シドニー、東京) のすべての QuickSight リージョンで利用できます。
その他すべての機能は Standard Edition と Enterprise Edition の両方で使用できます。Enterprise Edition にアップグレードする方法については、こちらをご覧ください。