投稿日: Sep 19, 2019

AWS IoT Greengrass Core 1.9.3 が公開されました。今回のリリースにより、AWS IoT Greengrass に ARMv6 アーキテクチャおよび新しい機械学習推論機能のサポートが追加されます。 

この新しいプラットフォームのサポートにより、Raspbian Buster を実行している ARMv6 デバイスで AWS IoT Greengrass Core を使用することが可能になります。 

また、2 つの新しい機械学習用 Greengrass コネクタが利用可能になりました。新しい ML オブジェクト検出コネクタにより、Amazon SageMaker Neo のディープラーニングコンパイラでコンパイルされたモデルを使ったオブジェクト検出推論が可能になります。そして、新しい ML フィードバックコネクタにより、機械学習の入力データと予測結果をクラウドに送信してモデルの再トレーニングを行うことがより簡単になります。ML フィードバックコネクタは、Lambda や ML オブジェクト検出コネクタから、または ML 画像分類コネクタのアップデート版を用いることで使用できます。 

これらの新機能は、すべての AWS のお客様に本日よりご利用いただけます。AWS IoT Greengrass の詳細については、製品ページをご覧ください。

IoT Device Tester v2.0 を使用すれば、デバイスが AWS IoT Greengrass で動作することを確認できます。IoT Device Tester for AWS IoT Greengrass によるデバイステストの詳細については、こちらを参照してください。