投稿日: Sep 9, 2019
AWS RoboMaker は、インテリジェントなロボット工学アプリケーションの開発、シミュレーション、デプロイを簡単に実行できるようにしてくれるサービスです。このたび、ポートフォワーディングによってロボットアプリケーションやシミュレーションアプリケーションに接続し、シミュレーションジョブ内のアプリケーションと連携させる機能がサポートされました。RoboMaker のシミュレーションジョブは、ロボットアプリケーションと、クラウド内で実行されるシミュレーションアプリケーションをペアリングするものです。ポートフォワーディングを設定すると、トラフィックがシミュレーションジョブポートからアプリケーションポートに転送されます。例えば、ロボットまたはシミュレーションアプリケーション内で実行されている HTTP サーバーや ROS ブリッジに接続し、ローカルラップトップのウェブブラウザからそれらのアプリケーションのデバッグや操作を行えるようになりました。
AWS RoboMaker は、アプリケーション開発用のロボット工学開発環境、アプリケーションテストを加速させるロボット工学シミュレーションサービス、リモートでのアプリケーションのデプロイ、更新、管理を可能にするロボット工学フリート管理サービスを提供します。また、RoboMaker は、最も普及しているオープンソースのロボット工学ソフトウェアフレームワークである Robot Operating System (ROS) をクラウドサービスに接続することによって拡張します。RoboMaker の ROS 用クラウド拡張機能を使用すると、AWS の機械学習サービス、モニタリングサービス、分析サービスを通じて、ロボットにデータのストリーミング、ナビゲート、意思疎通、理解、学習をさせることが可能になります。開始するには、RoboMaker のウェブページをご覧いただくか、RoboMaker コンソールでサンプルのシミュレーションジョブを実行してください。
AWS RoboMaker は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シンガポール) の各リージョンで利用できます。