投稿日: Oct 7, 2019
AWS Direct Connect は AWS マネジメントコンソールを強化して、Resiliency ツールキットの一部として Connection ウィザードへのサポートを追加しました。Connection ウィザードでは、AWS のお客様はそのオンプレミスインフラストラクチャーと AWSの間に回復性の高いネットワーク接続を実現できます。Connection ウイザードをお使いになると、専用の接続を注文して SLA のニーズを満たすことができるようになります。回復性モデルを選択すると、Connection ウィザードが専用接続注文プロセスをガイドしてくれます。この回復性モデルは複数の AWS Direct Connect ロケーションでの適切な数の接続があるようにして、接続、デバイス、ロケーションに障害が生じても AWS への接続が確保されるようにしています。
Connection ウィザードのご利用には次の利点があります。
- どの冗長 AWS Direct Connect 専用接続が適切かを決定、注文する方法についてのガイダンスが得られます。
- 複数の冗長接続が同じ速度があるようにします。
- 接続名称を自動的に設定します。
- 新規の AWS 顧客様には専用接続承認のためのサポートチケットを自動的に作成し、または未知の (その他の) パートナーを選択します。
- 専用接続注文サマリーを提供し、これに達成可能な SLA と、注文された専用接続に対する総ポート時間コストを提供します。
- 自動的に LAG を作成し、1 Gbps または 10 Gbps 以外の速度を選択された場合には適切な数の専用接続を LAG に追加します。
- SLA を指定する LAG サマリーを提供し、達成可能な SLA と、LAG の一部として注文した専用接続に対する総ポート時間コストを提供します。
- 同じ AWS Direct Connect デバイスに接続することを防ぎます。
ベストプラクティスは、Connection ウィザードを用いて専用接続を注文し、希望の SLA を達成することです。Connection ウィザードに代わって、接続を注文する従来のインターフェイスも使用可能です。従来のインターフェイスは、既存の接続があり、それに接続を追加したいユーザーがお使いになることを意図しています。Connection ウィザードの機能はすべての AWS コマーシャルリージョンでご利用になれます。AWS 中国 (北京) でのサポートは Beijing Sinnet Technology Co., Ltd.(Sinnet) が運営、AWS 中国 (寧夏) では Ningxia Western Cloud Data Technology Co., Ltd.(NWCD) が運営、AWS GovCloud (米国東部) と AWS GovCloud (米国西部) は近日開始します。詳細については、ユーザーガイドをご覧ください。