投稿日: Nov 4, 2019
ロボット工学アプリケーションを簡単に開発、シミュレート、デプロイできるサービスである AWS RoboMaker では、フリート管理に対する条件付き無線 (OTA) デプロイをサポートしました。この新しい機能により開発者はデプロイの間にプレチェックされた条件を指定でき、デプロイプロセスに対しより粒度の細かいコントロールが可能となります。例えば条件として、あるレベルのバッテリーを指定できます。デプロイは、ロボットのバッテリーレベルが指定された条件に適合した時にのみ起動します。
AWS RoboMaker は、アプリケーション開発用のロボット工学開発環境、アプリケーションテストを加速させるロボット工学シミュレーションサービス、リモートでのアプリケーションのデプロイ、更新、管理を可能にするロボット工学フリート管理サービスを提供します。また、AWS RoboMaker は、最も普及しているオープンソースのロボット工学ソフトウェアフレームワークである Robot Operating System (ROS1 と ROS2) をクラウドサービスに接続することによって拡張します。これには、AWS の機械学習サービス、モニタリングサービス、分析サービスが含まれており、ロボットがデータをストリーミングし、移動し、意思疎通し、理解し、学習することを可能にします。開始するには、RoboMaker のウェブページをご覧いただくか、RoboMaker コンソールでサンプルのシミュレーションジョブを実行してください。
AWS RoboMaker は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シンガポール) の各リージョンで利用できます。