投稿日: Nov 25, 2019

Alexa Voice Service (AVS) Integration は AWS IoT Core の新機能で、接続されたどのタイプのデバイスでも Alexa Voice を生成することができます。AVS Integration for IoT Core は、コンピューティングおよびメモリ集約型のオーディオワークロードをクラウドにオフロードすることにより、Alexa 組み込みデバイスの生産コストを最大 50% 削減します。この生産コストの削減により、顧客は、ライトスイッチ、サーモスタット、小型家電製品など、差別化された音声対応製品の新しいカテゴリをコスト効率よく構築できるようになりました。これにより、消費者は自宅、オフィス、またはホテルの部屋などの新しい場所で Alexa と直接会話して、誠にアンビエントな体験を得ることができます。 

IoT Core の Alexa Voice Service (AVS) 統合は、メディア検索、オーディオデコード、オーディオミキシング、および状態管理を物理デバイスからクラウド内の新しい仮想の Alexa 組み込みデバイスに移行します。デバイス上で AVS を 50 MB の RAM から 1 MB の RAM に統合し、ARM Cortex の「A」クラスのマイクロプロセッサから ARM Cortex の「M」クラスのマイクロコントローラに統合するためのハードウェア要件が低くなります。デバイスが AWS IoT Core に接続されると、顧客は AWS IoT で予約された新しい MQTT トピックの新しいセットを使用して、デバイスと AVS の間でオーディオメッセージを転送できます。 

AWS IoT Core 向けの AVS の統合は AWS IoT Core が利用可能なすべての AWS リージョンで利用可能です。ただし、中国 (北京と寧夏)、アジアパシフィック (香港)、中東 (バーレーン) を除きます。AWS IoT Core の現在のリージョンのリストは、AWS リージョン一覧をご覧ください。開始方法の詳細については、IoT Core 向けの AVS 統合に関するブログ投稿をご覧ください。